9.13.2006

鶏肉使い回し術



いつもは肉屋で冷凍されていない鶏肉一羽を丸ごとか、
ぶつ切りにしてもらって買うのですが、今回はスーパーの冷凍鶏肉を購入。
ブラジルからの輸入品ですね。


そして、しっかりハラールマークです。イスラム教徒の多いモザンビークでは、ハラールミールであるか否かは大きな問題です。
おまけで、ハラールとは、イスラムの教義の中で「許された」「合法の」という意味らしいです。豚以外の肉類(牛、羊、山羊、らくだ、しか、鶏など)も、イスラムの作法に則って屠殺されれば、ハラールだそうです。この鶏も、イスラムの教義に沿って屠殺されたんですね。さっそく開封してみますよ。


つるんと出てきました。
しかし、お尻の部分から何か出ています。
何だろうと思ってひっぱりだしてみましたよ。そしたら…






中に入っていたのは、内蔵と足でした。
ちゃんとビニールの小袋に入ってます。
なんて良心的なんでしょう!
感動してしまいました。
これはまだ凍ってるので、冷凍庫へ戻します。
後日、スープを作る時にでも使います。




この日は丸鶏にニンニクと塩、ローズマリー、オリーブオイルをしっかり擦り込んで、
耐熱容器に入れてオーブンで焼く事1時間ちょっと。
その間にサラダや息子のおにぎりなんかを作ります。
焼けた鶏は皿にどかんと乗せて食卓へ。
耐熱容器にたまった油やゼラチン質は、全部小さいお椀に入れて、冷蔵庫へ。
その日は食べたいだけ鶏肉を食べて終了。
胃がもたれるのは、もう歳なのでしょうか。あぁぁぁぁ。

残った鶏肉や骨は、まるごとラップで包んで冷蔵庫へ。

翌日、気が向けば残った鶏肉を骨から外し、
それなりに使います。
炒め物とか、サンドイッチの具とか。
骨はまだ捨てません。

で、気が向いたら(と言っても4日以内かな)
骨を鍋にどんと入れて、水を注ぎ、スープにします。
ぶつ切りのトマトと玉ねぎ、それに好みの野菜を好きなだけ入れて、
冷蔵庫にとっておいたお椀の鶏ゼラチンや油も入れます。
あ、油は白く固まってるんで、取り除くのも簡単ですよ。
お醤油や塩で味を整えて、グツグツ煮たら出来上がり。
たっぷりのスープができます。
そのスープで、面片を作ると、これがまたかなり旨い。
面片の記事はこちら
小麦粉から練っても簡単ですが、餃子やワンタンの皮をそのままちぎって入れたら、
更に簡単ですね。これはかなりお勧めです。

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